「110番」なぜその番号? いつから始まった? ドコに繋がる? 実は折り返し連絡あることも
緊急通報はFAXやメールでも受付
そもそも、なぜ警察の緊急通報番号は110番なのでしょう。それは以下の理由からといわれています。
・国民に覚えやすい番号とすること
・誤報が少ないように番号を3桁にすること
・ストッパーまでの距離が短い「1」を多くすること(当時はダイヤル式)
この3点を基本とし、さらに間違い電話を防止するとともに、はやる心を落ち着かせるという理由から、ダイヤルが元に戻るまで時間の長い「0」を最後に付け、「1、1、0」に決定したといわれています。
なお、110番をかけると基本的には各都道府県警察本部の通信指令室に繋がります。しかし、電話は音声を用いた連絡手段です。口や耳が不自由な聴覚障害者はどうすればいいのでしょうか。
その点も現在の110番はカバーしています。声での緊急通報が難しい場合、FAXやメールで都道府県警察の通信指令室に連絡を入れることが可能です。ただしFAXは番号が「110」ではないうえ、全国統一されていないため、市外局番などが必要になります。
たとえば神奈川県警は0120-110-221(フリーダイヤルが使えない場合は有料番号045-211-0110)ですが、埼玉県警は0120-264-110となります。このように各警察本部で番号が異なるため、送る際は確認が必要です。
メールの場合も同様で、警察本部ごとに異なります。たとえば、大阪府警はm110@police.pref.osaka.jp(110番通報メールアドレス)ですが、千葉県警はhttp://chiba110.jp(メール110番システム)です。
ちなみに警察庁では、携帯電話から文字による110番通報が可能な「110番アプリシステム」を開設しているものの、これは専用アプリを前もってダウンロードし、氏名や電話番号、パスワードなどを事前登録しておく必要があります。
USAでは消防は911ですが、UKでも911というドラマを色んな手段で見る人がいて消防は他の番号なのに911にかける人がいて困るといっていましたね。狙ったかのように9/11にNYのビルに飛行機が突っ込みました。日本では自分の安全も図って、といいますが蛮勇を奮ったか崩れたビルへと何百人もの消防士が向かい、その上を2機目の攻撃が…大勢の犠牲者が出て乗りものファンの心胆を寒からしめました。