「死神」と呼ばれた機関車 その仕事はもうすぐ終わりか? コウノトリでもある機関車

「コウノトリ」でもある「死神」 近い将来に引退?

 ただこの「死神」、近い将来に引退するかもしれません。

 JR東日本が2021年1月19日(火)、回送列車のけん引などを目的に、E493系交直流電車を新たに製造すると発表したからです。

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E493系とEF64形1000番台の比較(画像:JR東日本)。

 EF64形1000番台が国鉄時代に製造され老朽化していることにくわえ、「機関車」特有のメンテナンス方法や運転操縦を廃することによる効率化が理由に挙げられています。

 E493系は「機関車」ではなく、現代の一般的な鉄道車両である「電車」。メンテナンスも運転も、数多く存在するほかの電車と共通的に行うことができるでしょう。

 今後はE493系が「死神」と呼ばれる日が来るのでしょうか。

 なお「死神」と呼ばれるEF64形1000番台の3両は、車両工場で製造された新しい電車を車両基地へ連れてくるという「コウノトリ」のような仕事も担当。電車の生と死に関わる機関車です。

【了】

【写真】どっちでも連結OKな「死神」の「双頭連結器」

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

4件のコメント

  1. 双頭連結器の画像キャプションにある「密着自動連結器」は、正しくは「密着連結器」ですね。

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。

  2. 本当に鉄道が好きだとするならば、死神とか悪い言い方はなるべく控えよう

    • 今の日本では「死神」も萌えキャラの内ですけどね。