モバイルSuica2025年度までに2500万枚 不動産強化 JR東が経営計画変更

具体的な取組みの数値目標も新たに設定

 資料では別紙として、「具体的な取組みの数値目標」も記載されています。新たに2025年度目標(特記以外)として数値が定められた要素は、主に次のようなものがあります。なお矢印以下は、旧来の2022年度目標数値です。

・自社新幹線のチケットレス利用率:70%←50%
・えきねっと取扱率:60%←未設定
・モバイルSuica発行枚数:2500万枚←未設定
・Suica等交通系電子マネー利用:5億件/月←3億件/月
・シェアオフィスの展開:累計1200箇所←累計30箇所
・住宅展開戸数:累計3800戸←未設定
・東京100km圏の在来線の総遅延時分(部外原因を除く):70%減(2018年度比)←20%減(2017年度比)
・鉄道事業におけるCO2排出量:50%減(2013年度比。2023年度目標)←未設定
・再生可能エネルギー電源の開発:70万kw(2030年度目標)←未設定

 目標からは、電子マネーなどの利用促進や、不動産事業などが強化されることが伺えます。

【了】

【一覧】JR東日本 経営上の新たな目標数値

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コメント

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1件のコメント

  1. 首都圏の小さくない駅を早朝とか昼休み改札無人化して窓口は契約社員で一時ほどでないにしても混んだ電車走らせて新幹線は目を剥くような高い料金、それで内部留保があの程度とは鉄道なんて儲からない事業なんだなと思っていたところにコロナ禍。本州はまだしも北海道や四国がうまくいくわけない。