イスラエル・エルビット アジア太平洋の“某国”と軽戦車の売買契約を締結
契約を結んだ国がどこなのか、非常に気になります。
火力支援や即応展開用に購入か
イスラエルに拠点を置くエレクトロニクス企業エルビット・システムズ社は2021年1月26日、アジア太平洋地域にある国と軽戦車の供給に関する契約を結んだと発表しました。なお同社は1月末時点で、契約を結んだ国および調達数などについて明らかにしていません。
契約金額は約1億7200万ドル(1ドル105円換算で約180億6000万円)、契約履行の期間は3年とのこと。エルビット・システムズの発表では、軽戦車は105mm砲や、電子光学照準装置、射撃統制装置、戦闘管理システムなどを備えた旋回砲塔を搭載するものの、車体は履帯駆動の装軌式と、タイヤ駆動の装輪式の2種類あるとしています。
装軌式はスペインのジェネラル・ダイナミクス・ヨーロピアン・ランド・システムズ・サンタバーバラ(GDELS)で製造されるASCOD(アスコッド)戦闘車両のプラットフォームを、装輪式はチェコで製造されるパンデュールII装甲車(8輪駆動)のプラットフォームを、それぞれ用いるといいます。
なお、前者のASCOD戦闘車両のプラットフォームを用いた装軌式については、重量30tクラスで、「サブラ」という愛称で呼んでいます。
【了】
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