危険な運転中のくしゃみ そしてコロナ クルマの花粉症対策どうすべき?

運転にも大きな影響を及ぼす花粉症のシーズンが到来。2021年はさらに、コロナ禍で人々がくしゃみにナーバスとなっていることもあり、カー用品の売上にもその影響が反映されているようです。クルマの花粉症対策、どうすればよいのでしょうか。

「車のマスク」エアコンフィルター

 車内外のエアコンフィルターは多くの場合、助手席のグローブボックスを取り外すと中から引き抜けるようになっており、交換が可能です。フィルターを製造するボッシュなどは、「車のマスク」にたとえられるといいます。汚れや花粉だけでなく、なかには抗ウイルス効果をうたう商品もあります。

 ボッシュによると、走行中はエアコンを内気循環モードで作動させ、外の空気を遮断するのがよいとのこと。その際にフィルターが車内の花粉などもキャッチし、空気を清浄に保つ働きをします。これが汚れて目詰まりするなどしていると、効果を発揮しにくいとオートバックスセブンは話します。

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エアコンの吹き出し口(画像:写真AC)。

 2020年春もオートバックスでエアコンフィルターの売上は好調だったそうですが、2021年2月上旬現在、前年以上の伸びが見られるといいます。とはいえ、「まだまだエアコンフィルターは車検のタイミングで交換すればOKと思われがちで、汚れた状態のまま使用されている方も多くいらっしゃるかと思います」(オートバックスセブン)とのこと。

 このほか、車載用のコンパクトな空気清浄機も人気だそうです。というのも、冬は「A/C」ボタンを押してエアコンを作動させずに暖房の送風のみ、あるいは暖かくなれば窓を開けて走るといったシーンも想定され、そうした場合にも、エアコンフィルターと合わせて車内の空気を清浄にする効果があるそうです。

【了】

【写真】エアコンフィルターの交換やってみた

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