世界最大!? の「航空機エンジン試験場」が初稼働 ロールス・ロイス「テストべッド80」
広さのたとえが、なんともイギリスっぽい…。
サッカーのプレミアリーグのフィールドより広い…
航空機エンジンなどを手掛けるロールス・ロイスは、2021年に開設が予定されている、世界最大のエンジン実証試験施設「テストべッド80」で、初めて航空機エンジンの試運転を実施したと発表しました。
テストべッド80の屋内面積は、約7500平方メートルで、「サッカーのプレミアリーグのフィールドより広く、航空向け屋内実証施設としては最大かつ最もスマートなテストベッド」(ロールス・ロイス)といいます。建設には3年近くを要し、9000万ポンド(約128億円)が投資されたとのこと。
このテストべッド80では、多様なサイズのエンジンの試験ができることはもちろん、同社のこれまで実証試験施設と比べると、データ収集能力が30%性能向上しているとのこと。このほか、エンジンメーカーとしては唯一という「X線装置」が搭載され、エンジンの細部まで検査することが可能としています。
なお、初めてのエンジン試運転は、エアバスA350シリーズに搭載されている「トレント XWB(Trent XWB)」を使って実施されたとのことです。
【了】
外国人に「東京ドーム何個分」といっても通じないようなものですね、私もわかりません(笑)