国際興業「バス特」やめます ICカードのお得サービス廃止にネット騒然 理由聞いた

国際興業バスで、PASMO、Suicaの割引サービス「バス特」が廃止されます。同社独自の動きですが、お得感の高いサービスであることから、SNSなどでこれを惜しむ声が上がっています。廃止の理由を聞きました。

国際興業だけ、なぜバス特廃止?

 今回のバス特廃止は、国際興業バス独自の措置だといいます。事業者によっては、バス特の導入をアピールするケースもあるなか、なぜ廃止に至ったのでしょうか。

「当社は2007(平成19)年にICカードを導入しました。ICカードの利用を促進するためにバス特を導入ましたが、今や広く普及し、その目的はすでに達せられたと考えています」(国際興業)

 このタイミングで廃止することについては、「もともと検討しており、経営上の判断」とのこと。バス特の廃止にともない、乗客には既存の「金額式IC定期券」の利用を呼び掛けています。

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バス特の特典チケットがつくと、ICカードリーダーから「チケットがつきました」と音声が流れる。写真はイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。

 これは、たとえば210円均一運賃区間であれば1か月9360円(通勤定期券の場合)というように、設定された運賃区域内で区間によらずバスが乗り放題になるというもの。仮に210円区間を跨いで299円かかる区間まで乗車した場合は、差額の89円がチャージ残高から自動精算される仕組みです。

 なお、国際興業では2018年にも、区間式定期券のほか、地域や路線ごとに設定されていた定期券(都区内フリー定期券や鳩ケ谷フリー定期券など)の多くを廃止しています。

 バス特に代わる類似のサービスについては、現時点では予定していないそうですが、国際興業は「弊社では自動運転バスやMaaSに対する検討を引き続き行い、お客様の移動ニーズに、より的確にお応えできるよう輸送サービスの向上に努めてまいります」としています。

【了】

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コメント

5件のコメント

  1. 端的に金がないんでしょうな。

    バス特がどういうシステムなのかよくわからない中で偉そうなこと言うと、自分に割引チケットをつけて他社利用時にチケットを使われると、清算上の持ち出しが出てしまってそれがもったいないと感じたのかもしれません。

    自分でつけた割引分を自分のとこで使ってほしいってことで、廃止したのかもしれませんねぇ。

  2. 鉄道でも「電車得」みたいなものをやれば通学定期以外は定期券は要らなくなって定期券券売機も定期券の窓口も不要になるかと思ったものですが、通勤手当の算定をどうするか問題が出てきそうですね。

  3. 世の中の流れとしては(公共交通機関全般)…

    ICカード登場→(ICが普及したから)回数券廃止→(ICが普及したから)IC向け割引廃止

    …ってことでしょうよ

  4. バス共通カードから通算すると改悪だ

  5. まあ公営の高速道路だってETC割引廃止したんだから、民間のバス会社が割引廃止して文句は言えないでしょうね。コロナ禍の赤字を理由にできる今があるいみチャンスなんでしょう。もっとバスなんて補助員なきゃ大赤字だろうけどね。

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