AIRDOの本気っぷりがスゴイ… 1月退役の初号機「JA98AD」の歴史 動画で見られるように

6分ちょっとに内容たっぷりです!

草野社長「あなたのことは決して忘れません」

 北海道を拠点とする航空会社、AIRDOが2021年3月9日(火)から、公式YouTube上に、同年1月20日の新千歳発羽田行きをもって退役した同社の初号機「JA98AD」のコンセプトムービーを公開しています。

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旅客便投入最終日のAIRDO初号機「JA98AD」(2021年1月20日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JA98ADは、1998(平成10)年12月20日に就航開始。機種はボーイング767-300ER(エクステッドレンジ、航続距離延長型)で、これは、当時のAIRDOが将来的に国際線への展開を目指していたためでした。22年間の総飛行時間は6万119時間30分、総離着陸回数は4万8270回で、その総飛行距離は地球約1079週分に匹敵します(ラストフライト前日の1月19日まで)。

 動画は6分12秒とYouTube上に掲載されているものとしては比較的短いながら、ラストフライトの様子を中心に、初就航時の初号機の映像、同社社長や運航に携わったスタッフのメッセージなどが盛り込まれています。同社の草野 晋代表取締役社長は、動画内で「あなたのことは決して忘れません」と初号機に“惜別の言葉”を送っています。

【了】

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