北海道新幹線で「荷物輸送」事業化 空き席に宅配便 「駅弁の東京駅直通」も視野
青函トンネル越えは物流にメリット大か。
青函トンネル越えは物流にメリット大か。
JR北海道が2021年3月24日(水)から、北海道新幹線で荷物を運ぶ貨客混載事業に乗り出します。
同社は2019年4月から宗谷本線において列車の座席に荷物を載せて運ぶ事業を行っていますが、同年夏、佐川急便より「北海道新幹線で宅配便荷物を輸送してリードタイムの短縮を図りたい」との相談を受け、検討を行っていたそうです。2021年1月の検証を経て今回、事業開始に至りました。
新函館北斗~新青森間の上り列車1本を活用し、佐川急便が道央・道南地区で集荷して青森県域へ配達する宅配便荷物を、座席に載せて運ぶということです。
またJR北海道によると、JR東日本グループと連携して、北海道産の生鮮品や駅弁などを、新幹線で東京駅へ輸送することも検討しており、事業化に向けて調整中だといいます。
【了】
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