列車内でどこにつかまる?つかまらない? コロナ禍で考えは変わったのか
列車内で立っている時、つり革やポールなどどこにつかまるかアンケートを実施。およそ6対4でつかまる/つかまらないに分かれましたが、それぞれの理由も聞きました。
確かに高身長だとつり革はつかまりづらいかも…
「乗りものニュース」では2021年2月25日(木)から3月1日(月)にかけて、列車内で立っている時につかまる箇所に関するアンケートを実施。310人から回答が集まりました。
まず、「通勤の列車内で立っている時、どこかにつかまりますか?空いている車内を想定します」と質問したところ、次のような結果になりました。
・つかまる:64.8%
・つかまらない:35.2%
「つかまる」と回答した201人が答えたつかまる所(複数回答可)は次のとおりです。
・ポール類:80.6%
・つり革:73.6%
・ボックス席の手掛け:17.4%
・その他:6.0%
「その他」は「ドア横にもたれる」(25~29歳、男性など)が多かったほか、「つり革が付いているバー」(55~59歳、男性など)、「つり革のベルト部分」(45~49歳、男性)も見られました。
その箇所を選んだ理由については、「ポール類」を選んだ人の69.1%、「つり革」を選んだ人の64.9%が、「そこにつかまると最も安定して立っていられるから」をそれぞれ選択しました。なお「ポール類」を選んだ理由には「背が低くてつり革につかまるのが難しいから」(50~54歳、女性など)が多く見られました。
一方で「つり革が付いているバー」と回答した理由には、「背が高くつり革が顔に当たるのがいやだから」(50~54歳、男性など)、「手が長いのでつり革だと不安定」(20~24歳、男性)が見受けられました。そのほかの理由はほぼ全てが「何となく(そこにあるから)」でした。
ただ、場所を問わずどこかにつかまると回答した人の理由には、「痴漢と思われないように」(40~44歳、男性)というものも見受けられました。
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