東京メトロ車内に東京メトロ本の中づり広告を出してみた 取材した電車と思わぬ再会!

ホリプロの「女子鉄アナウンサー」の久野知美さんが、『東京メトロとファン大研究読本』を出版。その中づり広告を、本人が和光検車区で最新車両の17000系に付けてみました。

「納車」を取材した車両だった

 ホリプロの「女子鉄アナウンサー」久野知美さんが、『東京メトロとファン大研究読本』を2021年3月12日(金)に出版。それをPRする電車の中づり広告が、東京メトロの電車内に掲示されています。

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新型車両17000系と、それに服を合わせた久野知美さん(2021年3月、恵 知仁撮影)。

 久野さんは和光検車区(埼玉県和光市)で、有楽町線・副都心線の新型車両17000系電車への中づり広告取り付け作業にチャレンジ。このときだけ特別に、1両まるごと『東京メトロとファン大研究読本』の中づり広告でジャックしてしまいました。

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中づり広告の設置金具には突起があり、その突起で中づり広告に穴を空け、ぶら下げる(2021年3月、恵 知仁撮影)。

 なかなかする機会がない、中づり広告の取り付け。最初は少し斜めになることもありましたが、“ジャック”が進むたび、ペースも上がっていきます。

「今回、東京メトロさん全面協力ということで、中吊り広告にも特別に新著の情報を載せていただきました! また、出版記念お祝いも兼ねて新型・17000系で“中吊り掲出体験”まで……!著書の中で、車両基地全制覇に渡り線取材、研修センター潜入、納車ドキュメントなど、あらゆる企画を網羅させてもらって『積み残しなし!』と思っていましたが、こちらは盲点でした。普段は、系列会社のメトロアドエージェンシーさんが取り組まれているお仕事。揺れる列車の中で、迅速に広告交換をする皆さまの身体能力の高さを感じました! 私は体幹を鍛え直そうと思います(笑)」(久野知美さん)

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久野さんが中づり広告をすべて『東京メトロとファン大研究読本』にした車内(2021年3月、恵 知仁撮影)。

 ちなみに今回、久野さんが中づり広告を取り付けた編成は、これから営業運転に投入される予定の17003F。久野さんが『東京メトロとファン大研究読本』の執筆にあたり、車両メーカーから東京メトロへ“納車”される17000系電車を取材したとき、納車された編成でした。思わぬ縁に久野さんはびっくり。

「今回掲出体験をした17000系の3編成目は、納車の瞬間を夜通し取材させてもらった“彼”。思わぬ再会に、鉄神様が降臨……!とテンションが上がりました。掘れば掘るほど、どんどん魅力が溢れる東京メトロさん。鉄道ファンでなくても、毎日の通勤や通学で親しまれている方や、沿線にお住まいの方にもご覧いただき、ミステリアスな地下鉄の虜になってもらえると嬉しいです!」(久野知美さん)

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納車を取材した17003Fに中づり広告を取り付け(2021年3月、恵 知仁撮影)。

『東京メトロとファン大研究読本』の中づり広告は、3月15日(月)から16日(火)の日中まで、東京メトロ全線の各車両に合計およそ3000枚が掲出されました。現在は銀座線と、丸ノ内線02系電車の先頭車両と最後尾車両に掲出中で、21日(日)まで継続される予定です。

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サイン入りの中づり広告もある。この写真はそのイメージで、実際のものではない(2021年3月、恵 知仁撮影)。

 久野知美さんの『東京メトロとファン大研究読本』(カンゼン刊)は、ホリプロの南田裕介マネジャーが監修。東京メトロ各検車区や社員への取材記事などのほか、RAG FAIRの土屋礼央さん、能町みね子さんやスーパーベルズの野月貴弘さんとの企画もあります。A5版160ページで、定価1500円(税抜き)です。

【了】

【写真】車内に「黄色の水玉」な東京メトロの最新車両「17000系」

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

1件のコメント

  1. 二連の吊り広告は、会社によってはクリップがユルくて片方が落ちてしまうことがあり困りものであったが、末端の声はついに車両を計画する種類の人間の耳に届かなかったか、歴代のその人間に発言力を与えられていなかったのか… 
    広告職人の名人芸が継承されなければデジタルサイネージに置き換わってしまうのだろうか。電気代がかかりそうだが、新型パワー半導体が節約する電力量に比べればものの数ではあるまい。