伊勢奥津駅~名張駅 直行バス廃止 JR名松線の夢継ぐ路線 4月から乗り継ぎ必須に
名松線を「補完」するバス路線が廃止となります。
名松線を「補完」するバス路線が廃止
三重県にある近鉄大阪線の名張駅と、JR名松線の終着駅・伊勢奥津駅とを結ぶ三重交通のバス路線が、2021年3月31日(水)いっぱいで運行を終了します。
名張駅~伊勢奥津駅を結ぶバス路線は、伊勢奥津駅を朝7時11分、名張駅を17時35分に出発します。後者は伊勢奥津駅発の名松線の最終列車に接続しており、「盲腸線へのワープ」としても使われていました。
今後この区間は、途中の敷津バス停を境に、運転系統が分かれます。伊勢奥津駅側は津市コミュニティバスの運行となり、伊勢奥津駅~敷津間は月水金のみ運行の伊勢奥津駅の早朝便、敷津18時48分発の各1便のみとなりますが、観光シーズンには日中も臨時便が運行され、敷津で三重交通の名張行きのバスに接続が可能となります。
名松線は当初、名張駅と松阪駅を結ぶ計画で建設が進められましたが、1935(昭和10)年に松阪から伊勢奥津まで開通したあと、建設は中断しています。名松線の路線名は、名張と松阪のそれぞれ頭文字から取られています。
【了】
津市のコミュニティバスサイトでは
伊勢奥津駅~敷津間は
火・木曜に4往復
水曜に2往復
月・金曜に1往復
あるように見えるのだがこの記事の内容とどちらが正しいのだろうか。