パーキングブレーキ固くて戻せない… カチカチに引く/踏む必要はあるのか

レバーを引く、あるいはペダルを踏むタイプのパーキングブレーキは、「力いっぱい引く/踏む」が基本。しかし、あまりにカチカチにしすぎて、なかなか戻せなくなるケースもあります。力加減の目安はあるのでしょうか。

パーキングブレーキ、カチカチにする意味はあるのか?

「パーキングブレーキが固くて戻せない……」。男性が乗ったクルマに、女性が乗る場合など、このようなケースがあるかもしれません。昔ながらのレバーを引くタイプ、あるいはペダルを踏み込んでかけるタイプの機械式パーキングブレーキは、どれくらいの力でかけるべきなのでしょうか。

 一般的には、「いっぱいまで」「十分に」レバーを引く、あるいはペダルを踏むと、取扱説明書にも書かれます。引きや踏み込みが甘ければブレーキのかかりも甘く、坂道などで転がっていくなどして大きな事故につながりかねません。

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レバー式パーキングブレーキ(サイドブレーキ)のイメージ(画像:写真AC)。

 その力加減の設定は車種により異なるものの、一定のレベルまで達してロックされたレバーやペダルを、さらに力任せに引いたり踏んだりするほどブレーキ力も大きくなる、というわけでもないようです。

 これらレバーやペダルには、「引きしろ」「踏みしろ」というものが設定されています。たとえばペダル式のホンダ「N-BOX」の場合、踏みしろは「5~7ノッチ(約294ニュートン〈30kgf〉の力)」とされています。

【画像】絶滅しかけの懐かしPブレーキレバー いまも採用車種が

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1件のコメント

  1. 保安基準が5~7ノッチです。