電動3輪の郵政バイク本格導入へ 新興メーカー製 原付二種で航続149km

マクドナルドに続く大口採用!

郵便業務で初の屋根付き3輪EV

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日本郵政がaideaの電動3輪バイクを導入(画像:aidea)。

 電動バイクメーカーのaideaは2021年4月8日(木)、日本郵便に郵便配達用車両として電動3輪バイク「AAカーゴ β8」を納入したと発表しました。

 採用機は原付二種モデルで、郵便配達業務における初めての屋根付き3輪EVだそうです。同様の屋根付き3輪の機種で2020年9月から2か月間行われた実証を経て、このほど東京、埼玉、千葉、茨城の8郵便局に納入されました。

 aideaによると本機種は、4輪車に近い快適性・積載性と、2輪車並みのコンパクトさ・手軽さを両立しているほか、原付二種であるため、原付一種と比較して走行に関する規制が少なく業務効率を高められるといいます。最大積載量も、原付一種モデルの30kgに対し、60kgだとか。また、7.7kWhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で最大149kmの走行が可能だそうです。

 ちなみに、aideaは1996年にイタリアで創業したバイクメーカーADIVAを母体として、2019年に日本で誕生した新興メーカー。すでに日本マクドナルドがデリバリー用として、「AAカーゴ」の原付一種モデルの導入を拡げています。

【了】

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1件のコメント

  1. 今の郵便配達員の1人の仕事量を見直すほうが先ではないか?
    焦って隣の家に投函したり、あのバイクの飛ばしようは三輪電動では補えないぞ