コロナ1年「通勤費」どうなった? 会社の対応 個人の変化 定期券なくなった人にある傾向

定期券がなくなると鉄道を利用した外出のハードルは上がる

 通勤費の支給が変化した理由についても聞いてみました。

・会社の規定などでそうせざるを得なかったから:86.4%
・出費を抑えられる方を計算した結果:12.7%
・利用や精算がラクだから:7.6%
・その他:2.5%

「その他」としては「テレワークを推奨するため」(45~49歳、男性)がありました。この目標達成のために、会社が通勤費の支給を減らす、もしくは止めるというケースもあるようです。

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質問「前質問で選んだ理由を教えてください」(複数回答)

 最後に、通勤費の支給方法が「定期券」→「定期券以外」に変化した人へ「休みの日に、鉄道(定期券区間を含む)を使った外出の頻度は減りましたか?増えましたか?」と質問。結果は以下の通りになりました。

・減った:66.3%
・増えた:1.1%
・変わらない(新型コロナウイルス感染拡大前後で同じ):32.6%

 なお「減った」と「変わらない」の割合はおおむね2:1ですが、この傾向はどの年齢層でも同様の結果となりました。

●アンケート実施概要
・調査期間:2021年3月31日(水)18時ごろから4月6日(火)14時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:302

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 減った定期券の発行数量がどうせもとに戻らないのなら、いっそのこと定期券の制度をなくしてしまって、頻繁に反復利用するとバス得みたいに実質割引になるようにすれば定期券売り場を無くすことができる。学生証を読みこむ券売機はあるそうなのでそれで学生用ICカードを売ればよいし。