佐川急便 宅配用の軽7200台をEVに置き換えへ ASFと共同開発【Merkmal】

佐川急便とASFが、宅配業務向けの電気自動車(EV)を共同開発。宅配事業で使う軽自動車全7200台を置き換える。

航続距離は200km 屋根にソーラー搭載

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佐川急便とASFが共同開発したEV(画像:ASF)。

 佐川急便は2021年4月13日(火)、宅配事業で使う全ての軽自動車7200台を電気自動車(EV)に切り替えると発表した。

 脱炭素に向けた取り組みの一環で、車両は、EVの開発・製造を手掛けるASF(東京都港区)と共同開発した。

 両社は2020年6月に小型EVの共同開発と実証実験を始める基本合意を締結。国内EVベンチャーFOMM(川崎市幸区)の技術協力を得ながら、宅配業務向けEVの開発を進めてきた。

 新車両は2人乗りで最高速度は100km/h、航続距離は約200km。屋根はソーラーパネルを搭載し走行用や非常時の電源として活用する。2022年9月から導入を始め、2030年度までに置き換える計画だ。

【了】

提供:Merkmal
「Merkmal(メルクマール)」とは……「交通・運輸・モビリティ産業で働く人やこの業界へ進出したい人が、明日に役立つ気づきを得られるニュースサイト」として発足しました。MaaS、CASE、環境への対応、自動運転技術など、変革著しい交通・運輸・モビリティ産業にまつわる最新ビジネス情報を独自の視点で発信しています。

【写真】佐川急便とASFが共同開発したEV

Writer: Merkmal編集部

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1件のコメント

  1. 国内のメーカーが軽サイズのEVの開発に不熱心だからこうなる。