イスラエル ギリシャ空軍近代化のため総額1700億円超えの防衛協定を締結
ギリシャ空軍の能力向上にイスラエルが手を貸します。
イスラエルとギリシャ 2国史上最大の防衛協定を締結
イスラエル政府は2021年4月18日、ギリシャ政府との間で総額54億シェケル(日本円で約1785億円:1シェケル約33円)もの防衛協定を締結したことを明らかにしました。
これは、おもにギリシャ空軍の近代化のための施策で、イスラエルのエレクトロニクス企業エルビット・システムズが主契約企業として選定されているようです。
エルビット・システムズは、ギリシャ国内に新たな飛行訓練センターを設立し、その後20年にわたって運営する契約を結んでいるとのこと。これに基づき同社は、ギリシャ空軍が保有する既存のT-6「テキサンII」練習機をアップグレード(近代化改修)するほか、新型のM346ジェット練習機も導入し、それに伴うシミュレーターや訓練システム、運用ノウハウなどもギリシャ空軍に対して提供するとしています。
なおイスラエル国防省によると、今回の支援はイスラエルとギリシャの間で過去最大の防衛協定になるものだとしています。
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