境町+BOLDLYの自動運転バス、保安要員撤廃 安全運行が可能と確認【Merkmal】

BOLDLYが運行業務を担う茨城県境町の自動運転バスで、運転手を補助する保安要員が撤廃された。運転手1人でも安全運行が可能であると確認されたことから、関係省庁などと合意したという。

保安要員撤廃のほかにも規制緩和を実現

Large 20210511 01
境町で運行している自動運転バス(画像:BOLDLY)。

 ソフトバンク子会社のBOLDLY(ボードリー、東京都千代田区)が運行業務を担う茨城県境町の自動運転バスで、2021年4月、安全な運行が可能と確認されたため運転士を補助する保安要員が撤廃された。

 境町の自動運転バスに使用している仏Navya社製車両「NAVYA ARMA(ナビヤ・アルマ)」は、国土交通省から道路運送車両の保安基準第55条による基準緩和認定を受けて公道での走行が許可されている。

 これまでナビヤ・アルマが公道で走行するための条件として、運転手1人に加え、保安要員1人の配置が求められていたが、境町での運行実績などから保安要員がいなくても安全な運行が可能であることを確認できたため、ボードリーと関係省庁などが保安要員の撤廃について合意した。

 境町の自動運転バスは、ナビヤ・アルマ3台を使用し2020年11月から定時・定路線での運行を続けている。ルートは公道を含む往復約5kmで、片道20分ほどで走る。乗客の定員は9人。運賃は無料。

 なお、ボードリーは保安要員撤廃のほかにも、自動運転車両を活用した取り組みを加速させるため関係省庁などと意見交換を行い、3つの規制緩和が実現したという。

 歩行者専用道路の走行や既存バス停の活用は2020年12月、道路使用許可の取得プロセスの合理化は2020年12月(施設内審査)と2021年4月(路上審査、公道審査)にそれぞれ規制緩和が実現している。

【了】

提供:Merkmal

「Merkmal(メルクマール)」とは……「交通・運輸・モビリティ産業で働く人やこの業界へ進出したい人が、明日に役立つ気づきを得られるニュースサイト」として発足しました。MaaS、CASE、環境への対応、自動運転技術など、変革著しい交通・運輸・モビリティ産業にまつわる最新ビジネス情報を独自の視点で発信しています。

Writer:

「Merkmal(メルクマール)」は「交通・運輸・モビリティ産業で働く人やこの業界へ進出したい人が、明日に役立つ気づきを得られるニュースサイト」として発足しました。MaaS、CASE、環境への対応、自動運転技術など、変革著しい交通・運輸・モビリティ産業にまつわる最新ビジネス情報を独自の視点で発信しています。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  5. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”