近鉄 7/3にダイヤ変更 日中の閑散区間が減便 特急は減便・一部臨時化へ

利用状況に基づき、運行本数の見直しが行われます。

区間便の削減や縮小も

Large 210430 kintetsu 01
近鉄2410系電車(画像:写真AC)。

 近畿日本鉄道は2021年5月12日(水)、現在の列車の利用状況などを勘案し、7月3日(土)に減便を中心とするダイヤ変更を行うと発表しました。

 まず、下記のとおり一部線区で、日中時間帯を中心に減便が行われます。
・近鉄大阪線:名張~伊勢中川間の区間列車を、毎時2本から1本に変更(11時台~14時台)。
・近鉄橿原線:大和西大寺~平端間で、毎時4本から3本(昼間)、毎時5~6本から4本程度(夕夜間)に変更。
※大和西大寺~天理間の天理線直通列車を、天理線内のみの運転に縮小するため。
・近鉄南大阪線:古市~橿原神宮前間の区間列車を、毎時4本から2本に変更(11時台~15時前後)。
・近鉄御所線:毎時4本から2本に変更(11時台~14時台)。
・近鉄田原本線:毎時2~3本から2本(昼間)、毎時4本から3本(夕夜間)に変更。
・近鉄名古屋線:塩浜~津新町間で、毎時3本から2本に変更(昼間)。
※四日市~津新町間の区間列車を、四日市~塩浜間に縮小するため。
・近鉄志摩線:毎時2本から1本に変更(朝昼間)。

 あわせて、深夜帯に大阪上本町・大阪難波・京都・大阪阿部野橋・名古屋などを発車する一部列車が運転取りやめとなります。

 特急列車は平日26本、休日30本が運転取りやめとなるほか、平日25本、休日29本が「需要に応じて運転する特急」となります。取りやめもしくは臨時化する本数の多い区間は、
・大阪阿部野橋~吉野間の休日の特急(現行の66本のうち23本)
・大阪難波~奈良 の休日の特急(現行の32本のうち15本)
・大阪難波(大阪上本町)~伊勢志摩間の平日の特急(現行の70本のうち17本)
・京都~奈良間の平日の特急(現行の58本のうち16本)
などが挙げられます。

【了】

【運転取りやめ・臨時化になる列車の詳細】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. なんてことだ