同じホームに列車が「縦列停車」する駅5選 電車と気動車の対面も!?
乗り換えを便利に? 電化・非電化の縦並びも
縦列停車を行う理由には、同じホーム上での乗り換えを可能にするという利点があります。
●名鉄一宮駅(名鉄名古屋本線、尾西線)
名鉄尾西線は名鉄一宮駅を境に、北側の玉ノ井方面と、南側の津島方面に運転系統が別れ、列車は同じ1番線から発着します。このため、縦列停車が見られるのです。安全のため、双方ののりばの間には信号機が設置されています。
●泊駅(あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)
富山県と新潟県の県境に近い泊駅はあいの風とやま鉄道の駅ですが、えちごトキめき鉄道の列車もやってきます。一部をのぞき大半の列車は泊駅発着で、相互にスムーズな接続ができるダイヤになっています。
当駅で接続が行われる際は、2番線で互いの列車が縦列停車する形となります。並ぶ2社の車両は、どちらもJR西日本の223系電車の流れを汲むそっくりな見た目ですが、あいの風とやま鉄道は電車(521系)、えちごトキめき鉄道は気動車(ET122形)です。
●松山駅(JR予讃線)
松山駅はJR予讃線の一大ターミナル駅で、特急列車もすべてこの駅で発着します。多度津方面の特急「いしづち」「しおかぜ」、宇和島方面の特急「宇和海」はどちらも1番線に停車し、縦列停車を行います。
この場合も前述の泊駅のように、電車と気動車との縦列停車を見ることができます(特急「いしづち」「しおかぜ」が電車で、特急「宇和海」が気動車)。
●番外:金沢文庫駅(京急本線、逗子線)
かつて金沢文庫駅では、平日の夕ラッシュ時に「縦列待避」が行われていました。2面4線になっている当駅の1番線に、6両編成の浦賀行き、その後で6両編成の新逗子行きと2本の普通が入線し、縦列停車で後続の快特や「京急ウィング号」を待避するものです。
京急の奇抜な列車運用のひとつとして名物となっていたこの縦列待避ですが、2010(平成22)年5月に終了。理由は、同じく2面4線である隣の金沢八景駅に快特が停車するようになったため、浦賀行きは待避を金沢八景駅で行うよう変更されたためです。
【了】
松山駅と同じことはかつての高知駅では行われていましたか?
線路は切断されていて番線も変えられていますが長野駅の3,4番線も一応縦列で乗り換えを楽にしています
西武池袋駅の貨物中継の完全廃止は、もっと後の、武蔵野線開通以降では?
JR大糸線と松本電鉄はやはり南側と北側でホームを分けています
いつもありがとうございます。いつもFacebookにて拝見させて頂いております。
今回の記事に関して質問が有ります。縦列停車のホームと言えば、私は京成電鉄の成田空港駅を思い出します。同一ホームに本線の電車、スカイアクセス線の電車、時間帯により縦列停車します。これは他に取り上げられた例とは全くの別物なのでしょうか❔取上られなかった理由を納得行く様にご説明して頂けないでしょうか❔
取り上げられなかった理由を納得いくように説明しろとか何様のつもりだろう。
全部の例を上げたらキリがないし、どう記事を書くかは筆者の自由なんだが。
あと、SNSじゃない場で絵文字を使うのはダサい。
西武の初代レッドアローの8両編成(4両+4両)と10両編成(6両+4両)、池袋駅ではどう停まっていたのでしょうか。
大規模な運転見合わせの時などに限るが臨時で春日部駅上りホームも縦列停車したことがある。特急6両と通勤車両10両で。