四国の「0系新幹線もどき」気動車 予讃線で6月に特別運行 十河信二ゆかりの伊予西条へ
キハ32形の「鉄道ホビートレイン」が伊予地方に遠征します。
伊予西条駅、新居浜駅開業100周年を記念
JR四国は2021年5月14日(金)、予土線で運行されている「鉄道ホビートレイン」について、2021年6月19日(土)と20日(日)の2日間、予讃線の新居浜~伊予西条間で特別運行すると発表しました。
「鉄道ホビートレイン」はキハ32形気動車の外観を改造し、かつて東海道・山陽新幹線を走っていた0系新幹線そっくりにした気動車です。普段は宇和島駅と若井駅を結ぶ予土線で運用されていますが、今回、予讃線の伊予土居~新居浜~伊予西条間が1921(大正10)年6月21日の開通から100周年を迎えるのを記念し、特別運行されます。
新居浜市、西条市は「新幹線生みの親」と言われる十河信二ゆかりの地であり、日本初の新幹線として走った0系新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」に白羽の矢が立った格好です。
特別運行の発着時刻は下記のとおり。(※のついた便は、6/19のみ運行)
【新居浜発】9:20、12:00、14:20、※15:20
【伊予西条発】9:57、13:36、※14:53
全便とも、JR四国ツアーによる企画商品として、JR四国ツアーのウェブサイトなどで発売されます。旅行代金はおとな3500円、こども3000円で、発売開始は5月17日午前10時です。新居浜駅、伊予西条駅発着の2種類のコースがあり、どちらも往路に「ホビートレイン」へ乗車、復路に特急列車自由席に乗車というプランとなっています。
なおこのツアーに合わせ、「予讃線 高松駅(伊予土居駅)~伊予西条駅 開通100周年 記念入場券」が6月19日(土)午前10時から発売されます。新居浜駅や伊予西条駅含む5駅がセットになったもので、価格は850円、1100セットの限定発売です(ツアー参加者には無料進呈)。
【了】
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