米新興企業エキソソニック 超音速旅客機モデルの風洞試験に成功 次の段階へ
すでにアメリカ空軍などの協力も取り付けています。
新興企業が開発中の次世代旅客機 風洞試験を完了
アメリカの新興企業(スタートアップ企業)であるExosonic(エキソソニック)は、2021年5月26日(水)、超音速旅客機のコンセプトモデルについて低速風洞試験を終えたと発表しました。
試験はアメリカ北部ワシントン州シアトルにあるワシントン大学のキルステン風洞で行われ、8フィート(約2.44m)サイズのスケールモデルが用いられました。試験では時速150マイル(約241.5km)までの速度でテストが行われたといいます。
エキソソニックが開発を進める超音速旅客機のコンセプトは、機内に70席を備え、マッハ1.8での飛行が可能というもので、アメリカ合衆国政府なども興味を示し、超音速飛行が可能な政府高官専用機の研究開発契約を2020年8月下旬にアメリカ空軍などと結んでいます。
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