三宮駅南側に歩行者デッキ整備へ デザインコンペ最優秀賞は「人にやさしいデッキ」

三宮駅南側の回遊性が向上します。

三宮駅南側の回遊性を高める歩行者デッキ

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三宮駅歩行者デッキのコンペ最優秀賞の一部パース(画像:神戸市)。

 神戸市は2021年6月2日(水)、三宮の再整備の一環として整備予定の三宮駅の歩行者デッキについて、デザインコンペの審査結果を発表しました。賞に選ばれたのは、最優秀1点、次点1点、入選2点です。

 歩行者デッキは、阪急神戸三宮駅と、JR三ノ宮駅南側に完成予定の新たな駅ビルと駅前広場、そして東側に設置予定の新たなバスターミナルとをつなぎ、中央幹線をまたぐ空中歩道で南側の街区とを結ぶものです。

 最優秀に選ばれたのは、中央復建コンサルタンツ、安井建築設計事務所、ジェイアール西日本コンサルタンツが共同設計したデザイン案で、コンセプトは「えきとまちをつなぐ人にやさしいデッキ」です。

 選定委員会は選定理由として、「木材を豊富に用いた三角格子の屋根は、自然の木漏れ日を連想させる温かみのあるデザインとなっており、構造物全体がトライアングルの形状で統一されている」とし、他にも植栽花壇による優しい風景、スレンダーなデザインなどを挙げています。

 神戸市は最優秀に選ばれたデザインを元に、歩行者デッキの予備設計を進めていくとしています。

【了】

【三宮駅歩行者デッキの全体イメージ案】

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