エンブラエル子会社「空飛ぶクルマ」200機の契約を締結 納入開始は2026年
5年後を目途に米英で飛ぶ予定です。
南米製「電気ヘリコプター」実現なるか
ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルの関連会社であるイブ・アーバン・エアモビリティ・ソリューションズ社(フロリダ州メルボルン)は2021年6月1日(火)、アメリカならびにイギリスでヘリコプターによる都市間輸送を行っているHALO社と、eVTOL(電動垂直離着陸機)200機の注文を含むパートナーシップ契約を締結したと発表しました。
この発注は、UAM(アーバンエアモビリティ、都市型航空交通システム)としては最大級の契約数で、納入開始は2026年を予定しているといいます。
HALOは2021年5月現在、AW109およびAW169の両ヘリコプターを使って都市間航空サービスを実施しており、イギリスでは、イングランド南部、ロンドン、ミッドランズ(イングランド中央部)、チャネル諸島(ドーバー海峡)を拠点に、アメリカではニューヨーク、テターボロ(ニュージャージー州)、ブリッジポート(コネチカット州)、プロビデンス(ロードアイランド州)、フィラデルフィアなどを拠点に、両国でチャーター飛行や、ヘリシェアサービス、メンテナンスサービスを提供しています。
同社は新たなUAMを構築するなかで、イブ・アーバン・エアモビリティ・ソリューションズのeVTOLを発注することにしたようです。
【了】
これ、クルマじゃないだろ