明日全機退役のANA「胴体短い737」 最後の1機に乗った 機内の様子はいつもと違う?

国内、国際で16年ANAで活躍してきた「胴体の短い737」ことボーイング737-700型機。現在ラスト1機が残るのみで、この機も27日にラストフライトを迎えます。機内の様子はいつもと差はあるのでしょうか。その前々日のフライトに搭乗しました。

ラスト迫るJA06AN 機内の様子もいつもと違った

 ラスト1機となったANAの737-700「JA06AN」の席数は120席。上位クラスのプレミアムクラスが8席と、普通席が112席です。この席数はANAグループが現在保有しているジェット旅客機のなかでは最少です。

 ANA機の普通席シートといえば、青色ベースのものが採用されていることが、いまやスタンダードになりつつありますが、この機のシートは紺色がベースカラーとなっています。ただシート周りや蛍光灯の照明こそ年季を感じられるものの、共用モニターは現行のものに近い画質となっており、まだまだ飛ぶことのできる機体であることがうかがえます。

 岡山から羽田までのフライトは1時間程度。機内では「この機が27日をもって退役すること」がアナウンスされます。パイロットからの機内アナウンスでは、次のようなことが語られています。

「16年間ほどANAで飛行したこの機は、飛行時間約3万3000時間、地球約460周分の距離を飛んだことになります。なお、到着の記念撮影などをされるお客様がいらっしゃいましたら、お客様同士の距離を保っていただきますようお願い致します。737-700でのフライトをどうぞお楽しみください」(25日のNH654便のパイロット)

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羽田空港で横断幕を掲げるANAのパイロット(2021年6月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

 羽田空港到着後、この機では新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、前方、中央、後方の3グループに分かれて降機となります。ただこの日は、記念撮影のため最後まで残る乗客も。CA(客室乗務員)も時間の許す限り、それに対応する様子が見られました。

 到着ゲートでは、横断幕をもったANAのパイロットたちが出迎えます。ANAによると「出迎えたメンバーはボーイング737の担当パイロットを中心に構成されている」とのこと。乗客には搭乗証明書やステッカーもプレゼントされています。

 小さいながら、国内、国際で多くの実績を残したANAの737-700。ラストフライトは27日の岡山発羽田行き、NH654便の予定です。

【了】

【写真レポ】機内も見納めか!? ラスト1機 ANA「737-700」フライトの様子

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