ホンダF1“昭和以来”5連勝 レッドブル・フェルスタッペン「グランドスラム」オーストリアGP
日本人ドライバー角田裕毅選手はペナルティ2回で12位でした。
コンストラクターズ部門でも首位独走
世界最高峰の自動車レースといわれるF1(フォーミュラ1)第9戦オーストリアGPの決勝が7月4日(日)に行われ、ホンダがエンジン供給を行っているレッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が優勝しました。
フェルスタッペン選手は前戦の第7戦フランスGP、第8戦 シュタイアーマルクGPに続き、3戦連続でのポール・トゥ・ウイン。レッドブル・レーシング・ホンダは第5戦のモナコGP以降、5戦連続で優勝を獲得しています。
なお、フェルスタッペン選手は後続に17.9秒の差をつけてチェッカーフラッグを受け、「ポールポジション」「優勝」「ファステストラップ」に「全ラップリード(全周回ラップリーダー)」の4つを成し遂げたことで、「グランドスラム」を達成しました。
今大会の勝利が、ホンダとしてはF1通算84勝目。チャンピオンシップでのリードも拡大し、ドライバーズ部門ではフェルスタッペンが32ポイント差、コンストラクターズ部門でレッドブル・レーシング・ホンダが44ポイント差をつけて首位に立っています。
ちなみにホンダがF1で5連勝を果たすのは、マクラーレン・ホンダ時代に成し遂げた1988(昭和63)年以来、33年ぶりとのこと。
次戦のイギリスGPは、2週間後の7月18日(日)に決勝を迎えるイギリスGP。レッドブル・レーシング並びにホンダの両方が拠点を置く、地元での戦いになります。
【了】
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