モンゴル「チンギスハーン国際空港」7/4開港 運営には三菱商事やNAA等が関与
経済発展著しいモンゴルの新たな空の玄関がオープン。
航空インフラを海外展開するための一歩
モンゴルの首都ウランバートル近郊に新設された「チンギスハーン国際空港(新ウランバートル国際空港)」が2021年7月4日(日)、開港しました。
同空港は、三菱商事とNAA(成田国際空港)、日本空港ビルデング、JALUXが、モンゴル国営企業との合弁で設立したNUBIA(New Ulaanbaatar International Airport)を通じて運営するもので、モンゴルの経済成長に伴い、増え続ける航空需要に対応するために造られました。
チンギスハーン国際空港はウランバートル市の南西約50kmの場所に位置するモンゴル国トゥブ県フシグトに開設され、3600m滑走路1本、面積3万5300平方メートルの広さを持つ旅客ターミナルビル(旅客処理能力は年間200万人)が配置されています。
2013(平成25)年6月に着工し、2020年4月に完成。総事業費は約757億円で、そのうち約657億円が日本の円借款によるものとなっています。なおモンゴル政府とのコンセッション契約に基づき、日本企業連合は今後15年間にわたって新空港の運営を担うとのことです。
【了】
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