東名の土砂崩れ 応急復旧にめど 横横道の逗子ICは「相当の時間」 高速道の豪雨災害

どちらも復旧作業が急ピッチで進められています。

東名は裾野~沼津間で上り線が通行止め

 NEXCO中日本は2021年7月6日(火)、東名高速で通行止めとなっている裾野IC~沼津IC間の復旧見込みについて発表しました。

 同区間は7月3日(土)、豪雨により上り線側で法面の土砂が崩れました。下り線は4日(日)に通行止めが解除されましたが、上り線の復旧には時間を要する見込みとされています。

 NEXCO中日本によると、今後の天候などにもよるものの、今週末をめどに、上り線2車線のうち1車線で一般車の通行が可能となるよう応急復旧作業を進めているそうです。

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被災した東名 裾野~沼津間で復旧作業が続いている。7月5日時点(画像:NEXCO中日本)。

 同様に、NEXCO東日本が管理する横浜横須賀道路でも、3日(土)に逗子ICのランプで法面が崩落し、同ICの閉鎖が続いています。これにより横横道と逗葉新道の行き来もできなくなっています。

 ランプのうち1本は4日(日)に土砂の排除が完了し、緊急車両が通行できるようになりましたが、「全ランプの通行再開までには、相当の時間を要する見込み」だそうです。復旧工法の検討にあたり土質調査を行い、その結果を踏まえ有識者の意見を伺いながら進めるとしています。

【了】

【写真で見る】東名&横横道 被災状況と復旧作業

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