手かかってる! エールフランスの新型機が塗装をまとうまでの様子とは? デビュー間近「A220」
A318、A319の後継機になります。
9月に納入予定
エールフランス航空で導入される新型旅客機「エアバスA220」の初号機が2021年9月に就航を開始する予定です。就航に先駆けて2021年7月26日(月)から、初号機の塗装風景などの様子が動画共有サイト「YouTube」で公開されています。
エールフランス航空では、新機材の導入を継続して進めており、その一環として短・中距離路線のエアバスA318およびA319の後継機としてエアバスA220-300を60機導入します。
A220は当初、ボンバルディアの「Cシリーズ」として開発された120席から150席クラスの旅客機です。同期は2018(平成30)年に、2社の業務提携によって「A220」にモデル名を変更したというユニークな出自をもちます。
エールフランスによると、同型機は軽量の複合材料を採用することで、旧世代の機材よりも燃料消費量を20%削減、騒音を34%低減するといいます。同社仕様機の座席配置は3列-2列で座席数は148席。各座席にはタイプAとタイプCのUSBポートが装備され、機内Wi-Fiも備えます。
A220-300のエールフランス仕様塗装は最新のコーポレートカラーをまとい、ブランドロゴの「ヒッポカンポス(翼を持つ海馬)」が描かれています。初号機は一連の地上、飛行試験を経てパリに納入され、利用者を迎える前に約1か月にわたりパイロットの実地訓練に使用される予定です。
【了】
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