携帯置き忘れ?あり得ない 高速SA・PAトイレの画期的「トレイ」関東へ進出中

トイレの個室で発生する携帯電話や鍵などの忘れ物は、施設の管理者もその処理に頭を悩ますもののようです。これを激減させた北海道発祥のあるものが、関東の高速道路でもSA・PAのトイレに導入されています。

なにこのでっかいカギ!

 高速SA・PAトイレで忘れ物を激減させたあるものが、2021年現在、関東のエリアにも導入されています。その名も「忘れ物防止トレイ」です。

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保土ヶ谷PAのトイレ個室にある「忘れ物防止トレイ」(乗りものニュース編集部撮影)。

 導入箇所のひとつが、第三京浜の保土ヶ谷PAです。個室トイレに入ると、内鍵のノブがやけに大きいことに気づくでしょう。ドアをロックすると、それは携帯電話などのモノを載せられるトレイになっています。そのまま内鍵を開ければスマホは落ちてしまうので、忘れ物に気づくというわけです。

 この忘れ物防止トレイはNEXCO東日本の北海道支社管内で開発され、2018年から本格的に展開されました。トイレの個室は、ポケットから取り出した携帯電話や財布、鍵といった大事なものを忘れやすく、同支社は以前、それら小物類の忘れ物が全体の6割を占め、回収に時間を要していると話していました。

 NEXCO東日本関東支社の管内では、2019年の保土ヶ谷PAから導入され、2020年に千葉東金道路の野呂PA、館山道の市原SAに、2021年には同じく館山道の君津SAにも一部個室に導入されるなど、少しずつ範囲を拡げています。

 北海道内5つのSA・PAでは、忘れ物防止トレイ設置前の6か月で計54件あった忘れ物が、設置後6か月でゼロになったとか。関東支社管内では、市原PAにおける導入前後1年間の拾得物取扱件数を比較すると、上り線で28%、下り線で15%、それぞれ減少し、「効果が顕著に出ていると思われます」(関東支社)ということでした。

 なお忘れ物防止トレイはSA・PAのほか、公共団体や民間団体への導入実績もあるそうです。

【了】

【これなら絶対に「忘れない」】忘れ物防止トレイの仕組み ほか

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