京阪 9月ダイヤ見直しで約200本減便 昼間は15分間隔に 準急が枚方市先着
快速急行に「プレミアムカー」が導入されます。
利用客の減少をうけて本数20%減
京阪電気鉄道は2021年8月20日(金)、全線で減便を中心とする9月25日(土)からのダイヤ変更の詳細を発表しました。
利用者の減少や保守時間の確保などを背景に、平日では189本(1255本から1066本、全体の約15%)、土休日では206本(1110本から904本、全体の約20%)の減便となります。
7月の発表のとおり、京阪線では、10時~15時台周辺のパターンダイヤを変更。10分間隔から15分間隔のパターンになり、特急・準急・普通はそれぞれ1時間6本から4本に減便。その間を縫うように、快速急行が2本運転されます。また、準急は淀屋橋~枚方市間で特急に抜かれることなく先着。香里園での通過待ちも解消されます。
全席座席指定の「ライナー」は朝4本・夕2本から朝5本・夕4本へ増発。また、昼間の運行がスタートする快速急行にもプレミアムカーが併結されます。
京橋~七条間がノンストップの快速特急「洛楽」は最大2分、特急は昼間に最大1分、京阪間の所要時間が短縮されます。
中之島線・交野線・宇治線は普通が6本から4本に減便となります。
その他、朝夕夜のラッシュ時の減便と、最終列車繰り上げ(最大約20分)が行われます。
石山坂本線では日中の列車の半分が近江神宮前折返しに変更。近江神宮前~坂本比叡山口間では10分間隔から20分間隔に減便されます。あわせて「学休期ダイヤ」が導入され、学校の春休み・夏休み・冬休みなどにあわせて、7時~9時台が上下線あわせて9本減便されます。
【了】
京都の会社通勤民は夕方列車間隔の増大で「便利で快適なプレミアムカーをご利用ください」ダイヤに泣いている……(まぁプレミアムカー使う機会多いけど)。阪急京都線とどこで差が付いたんだろう……。
大津線の20分間隔区間がこれ以上増えたら…
コロナ禍が収まってある程度また日中の利用客が戻ったら10分ヘッドに戻るとは思う。
競合路線がないだけに、回数券の廃止など含めこういう措置もできたのだろう(京阪本線はJR京都線・阪急京都線との競合路線ではありません)。