何度乗り換えてもメンバーが同じ、お尻が痛くなった…700人が答えた青春18きっぷ旅の思い出
予期せぬ出会いも旅の楽しみ
旅先での人との出会いも、旅の魅力の一つです。そんな回答も多く寄せられました。
旅は道連れ
・ボックス席に座ってたら見ず知らずのおじさんに飲み物をもらった。(男性、25~29歳)
・「ムーンライトながら」で隣に座った小学生の翌日の乗り鉄計画で盛り上がった。(男性、40~44歳)
・「ムーンライトながら」で名前も知らないたまたま隣り合わせた兵庫県の学生と東京に到着後、築地で朝ごはんを驕ってそのままそこで別れた。(男性、50~54歳)
・2020年春、長崎から東京まで4日かけて青春18きっぷを使いました。新型コロナウイルス蔓延直前で、今思えば最後の「平和だった日常」を味わうことができた貴重な機会でした。ローカル線で隣席に座った近所の方と何気なく話した会話のひとつひとつが楽しく、貴重な思い出です。体力面で同様の旅行ができるかはわかりませんが、また同様に「何気なく旅行に行き地元の人と何気なく会話できる日常」が戻ってくることが恋しいです。(男性、20~24歳)
・中学生の頃、「ムーンライト九州」の車中で出会った人と未だに付き合いが続いている。(男性、35~39歳)
・8年前に大学の卒業旅行で利用。当時、大雨で高山本線が大幅に遅延していたため、富山から下呂に向かう途中、猪谷駅で1時間以上足止めされたものの、そこで居合わせた18キッパーの方と駅で楽しく談笑しながら旅の思い出を語り合うことができた。結局、下呂に着いたのは日付が変わった頃だったが、それまで一期一会のふれあいができたことがとても強く印象に残っている。(男性、30~34歳)
・途中で乗り換えても同じメンバー(知らない人)がいて、無言の仲間意識が芽生える感じがたまらない。(男性、35~39歳)
・東京から博多を目指していた初日、何度乗り換えても同じ電車になる方がいらっしゃいました。ついには終電の列車でも一緒で、こちらかお声かけして旅の話で盛り上がり、終着広島で一緒に夕飯にお好み焼きを食べに行きました。(男性、30~34歳)
当時だからこそ……
・小学生の夏休みに、父と一緒に大阪までの旅行で使いました。初めて見る景色にワクワクしましたが、かなり長時間座りっぱなしだったのでお尻が痛くなったことを覚えています。(男性、25~29歳)
・大垣夜行0泊2日の大阪日帰り旅行。さすがに疲れました。(男性、50~54歳)
・ムーンライトながら、深夜バス、ムーンライト九州を使って、出雲大社・太宰府天満宮・京都を訪ねたことかあります。ホテル泊は一泊で、基本車中泊でした。今となっては体力も落ちたので、こんな旅もできないでしょう。(男性、35~39歳)
・当時住んでいた名古屋から実家のある札幌まで18きっぷを使って帰省しました。途中で宿泊したりもしましたが、体力あったんだなぁと懐かしく思いました。(女性、50~54歳)
・母と二人で福井県まで旅行しました。後にも先にこれが最後の旅行になりました。(女性、60~64歳)
・小学生の息子と2人旅。広島で平和学習と日本の広さを感じた旅。地元の居酒屋さんでお酒とジュースで乾杯して、お店の親父さんと話しして、息子にはキツかったと思うけど、何か残ったと思います。(男性、40~44歳)
・北海道より、今年50才ですが、学生時代複数回使いました。今は、北海道内、夜行急行も全廃で寂しい限りです。せめて、学生さん向けに「新幹線特急ワープ」の格安切符を販売してみてはいかがでしょうか。将来の固定客獲得のためにも。オプション3回までで○○円プラスとか。若い頃の思い出作りは大切だと思います。JR側の経費を鑑みますと、夜行廃止の波は仕方ない気がしますね。(男性、50~54歳)
・青春18きっぷはこれからも残り続けてほしいですね。(男性、45~49歳)
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「青春18きっぷ」は、JR全線の普通列車が乗り放題になるきっぷです。学生の長期休みに合わせて、発売・利用期間は夏休み、冬休み、春休みに設定されています。1枚1万2050円で5日間(人)有効。普通列車を乗り継げば、1日あたり2410円で長距離を移動できるのが特長です。
●アンケート実施概要
・調査期間:2021年8月12日(木)正午頃から13日(金)正午頃まで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:1356
【了】
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