世界最大モンスター機An-225 故郷の独立30周年パレードで飛ぶ リハの様子も規格外!
巨体に30年の歴史を載せて!
旧ソ連時代につくられた超巨大機
ウクライナの首都、キエフでは2021年8月24日(火)に、同国の独立30周年を記念した軍事パレードが開催されます。ここでは数々の航空機とともに、世界最大重量をもつ超巨大貨物輸送機アントノフAn-225「ムリヤ」がキエフ上空を飛行する予定です。
An-225は、当時旧ソビエト連邦支配下にあったアントノフ設計局によって開発された飛行機です。当初は、ソ連版スペースシャトル「ブラン」の輸送のため開発されました。1991(平成3)年にソ連が崩壊し、ウクライナが独立した後は、紆余曲折を経て、その巨大な胴体を生かして貨物機として活躍することに。同機の離陸重量は640tで「世界最大の航空機」としてのギネス記録をもち、その全長は84m、全幅88.74mのサイズを有します。
製造元のアントノフ社を傘下にもつ企業協会ウクロボロンプロムによると、18日にはAn-225が、キエフでの軍事パレードの最初のリハーサルに参加したとのこと。パレード当日は、複数の航空機とともにキエフのメインストリート「フレシチャーティク通り」の上空を飛ぶ予定です。
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世界最大の航空機なのはわかったが、具体的に何トンの貨物を積載出来るのか?また、B747等のポピュラーな貨物機や米軍のC5A等の最大貨物積載量との比較をしないとピンと来ない。