タバコじゃないよ「チャバコ」だよ! 駿豆線の人気お土産が西武線に 自販機再活用
コンプリートしたくなるパッケージ!
ハイライトっぽいパッケージに西武電車の写真
西武ホールディングスは2021年8月25日(水)、使用されなくなったタバコの自動販売機を活用し、タバコを模した箱にお茶の粉末スティックが入った「Chabacco(チャバコ)」の販売を西武線4駅(所沢、本川越、西武園ゆうえんち、西武秩父)で開始すると発表しました。
西武沿線の名物でもある狭山茶の粉末を、西武電車の写真などをあしらった“タバコのパッケージ風”の箱に入れ、タバコ自販機で販売するものです。タバコの自販機は喫煙者の減少にともない減少しており、2019年には約2万台が廃棄されているとのこと。こうした「ロス」だと思われていたものを、価値に変える「LOSS TO VALUE」プロジェクトの一環として、株式会社クラフト・ティー(静岡県川根本町)との協業で実施するといいます。
この「チャバコ」、西武線に先行して2020年12月から伊豆箱根鉄道駿豆線の3駅(三島、伊豆長岡、修善寺)で展開されており、累計で4000個を売り上げる人気のお土産になっているそうです。
西武線での「チャバコ」は、所沢の新井園本店の狭山茶を使用し、まず9月1日(水)から本川越駅と所沢駅で販売、秋以降に西武園ゆうえんち駅と西武秩父駅でも展開されます。1箱に8本の粉末茶スティックが入って、価格は税込600円。なお10000系電車「レッドアロークラシック」の写真があしらわれたパッケージは、所沢、本川越ともオリジナルデザインとなっており、それぞれ2000箱限定だそうです。
【了】
コメント