JR北上線 矢美津駅・平石駅が3月廃止へ 利用客減少により

JR東日本で営業中の駅の廃止は6年ぶりです。

横手駅に近い2つの無人駅

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北上線を走るキハ110系(乗りものニュース編集部撮影)。

 JR東日本は2021年12月17日(金)、北上駅(岩手県北上市)と横手駅(秋田県横手市)を結ぶ北上線の矢美津駅と平石駅の2駅を2022年3月に廃止すると発表しました。

 両駅とも横手市にある無人駅で、矢美津駅は横手駅の隣駅、平石駅はさらに2つ隣にあります。両方とも1面1線の駅で、駅舎もなくホームから直接外に出る形です。

 両駅とも、1日の利用車が僅少な状況が続いていました。また、2017年から、12月1日から3月31日までの冬季期間、全列車が通過するようになっていました。

 ちなみに北上線では、1970(昭和45)年に和賀仙人~ほっとゆだ(当時は陸中川尻)間にあった大荒沢駅が廃止されています。

 JR東日本で駅が廃止されたのは、2021年3月の奥羽本線(山形線)の赤岩駅以来1年ぶりのことです。なお赤岩駅は2017年から実質休止状態になっていて、営業中の駅の廃止としては、2016(平成28)年の山田線の大志田駅・浅岸駅以来6年ぶりとなります。

【了】
※一部修正しました(12月17日14時45分)。

【廃止される矢美津駅・平石駅の様子】

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