6叉路 7叉路 それ以上も? 東京の複雑「多叉路」5選 事故多かったり少なかったり

いくつもの道が集中する「多叉路」。都内には巨大な多叉路交差点が複数存在し、事故多発地点となっている箇所もあります。複雑な交差点は、どうやってできていったのでしょうか。

8叉路に「もと9叉路?」も

 いまは「七」だけど交差点名に「八」がつき、もともとは「九」――ちょっとややこしい交差点もあります。

八坂交差点(東村山市)

 西武多摩湖線の八坂駅前にある交差点で、地図で見ると、南北に貫く府中街道に江戸街道が東西から、野火止用水沿いの野火止通りが斜めに、さらに市道が1本斜めに交わる7叉路になっています。

 ただ、かつてはもっと複雑な場所だったようです。古い地図を見ると、この交差点は「九道の辻」と書かれており、現在もその名を冠した公園があるほか、由来が書かれた看板も交差点に立っています。

 それによると、「江戸道、引股道、宮寺道、秩父道、御窪道、清戸道、奥州街道、大山街道、鎌倉街道の九本の道がこの地に分岐していた」とのこと。昔からの多叉路であったことがわかります。

Large 20211007 01
多叉路は交差点の全体像を掴みづらい。写真は西東京市の富士町交差点(乗りものニュース編集部撮影)。

宮地交差点(荒川区)

 池袋六ツ又と同じく明治通り沿いの交差点。東西方向の明治通りに対し「く」の字に交わる尾竹橋通り、そのほか4本の路地が集まる8叉路で、明治通りの本線は立体交差しています。

 ここもかつては、これらの道路が交差点の「中央島」に向かって接続するロータリーの構造でした。いまでも「宮地のロータリー」と呼ぶ人もいるそうです。

 明治通りには池袋六ツ又や、ここ宮地のほか、すぐ東側のサンパール荒川前など、ロータリー交差点がいくつもありました。交通量の多い都内ではロータリー構造が渋滞の原因となり、いずれも信号交差点に変わっています。

【形スゴイ!】東京の「多叉路」5つを航空写真で見る

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス