JAL初のジェット旅客機「DC-8」FUJI号 60年前のメモリアル機に残る、純和風ゴージャス設備

1960年、JAL初のジェット旅客機ダグラスDC-8-32「JA8001」、愛称「FUJI号」が就航しました。同機の特徴といえば「純和風の機内ラウンジ」。実はこの「FUJI号のラウンジ」、羽田に今も残ります。実際に内部に入ってきました。

機内に入ると まあなんとゴージャスな…

 60年もの時をタイムスリップした「FUJI号」のラウンジというのは、どのようなものなのでしょうか。一言でいうと、「超ゴージャスな和空間」です。

 機内に入ると、いまの旅客機とはまったく違う色調が使われていることが、はっきりとわかります。床はクラシカルな絨毯が張られ、側壁はなんとゴールド。そこに描かれているのは、文化勲章画家の前田青邨氏による作品です。座席も今ではまず見られない光沢感。それもそのはずで、西陣織のシートカバーが張られています。

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JALの「FUJI号」が鎮座する羽田空港内のJAL格納庫(2021年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

「FUJI号」のなかに設置されているラウンジの席数は4席。2席ずつがテーブルを隔てて向かい合うレイアウトとなっています。テーブルには灰皿が。機内での喫煙はごく一般的なものであったことを示しています。また、窓の部分は一般的な和室のように、木の枠に和紙が張られており、外の景色を見たい時は「障子を開ける」仕様となっています。これも、現代の航空法では採用は難しいと見られ、旅客機の黎明期ならではの特徴です。

 JALによると、この機内ラウンジのテーマは「空の一流ホテル」とのこと。どことなく「昔の高級ホテルのロビー待合室」のような雰囲気を見て取ることができました。

【了】

【色調やべえ!】JALの60年前の旅客機のラウンジ写真レポ(10枚)

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