翼が「破壊的設計」の新型航空機 AKKAが公開! エコで高性能&効率良い “菱面体翼”

最大30人程度乗れちゃうらしい…!

菱面体の翼

 欧州のエンジニアリング・コンサルティング会社のAKKAテクノロジーが2021年10月、「グリーン&フライ(Green&Fly)」という新型航空機のコンセプトを打ち出しました。この機は、100%電気と水素を動力源とするほか、いままでの旅客機にはない「破壊的設計(disruptive design)」が特徴といいます。

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「グリーン&フライ」のイメージ(画像:AKKAテクノロジー)。

 この航空機の翼は、菱面体が採用されているとのこと。イメージイラストでは、胴体の上にまるで「枠(わく)」が乗るように、翼がついているさまが確認できます。AKKAテクノロジーによると、この翼形状は、現行のものと比較し、翼の先端で発生する乱流が少なく、抗力を大幅に低減できるとしています。

「グリーン&フライ」には、水素燃料電池バッテリーとスーパーキャパシター(蓄電器)を搭載します。同機の航続性能は500km程度で、最大30人の乗客を運ぶように設計されており、地域間輸送を担います。また、短距離離着陸性能を有し、シングルパイロット操作、柔軟なキャビンデザインなどを可能とするとしています。

 今後のこのプロジェクトは、フランス、ドイツなどのAKKAの最も経験豊富な航空エンジニアを動員され進められる予定とのことです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 思いつき垂れ流すだけで実物を作る気は微塵も無いんだろうな。
    コンサルって楽な仕事でいいなぁ。