ヘルメットの違いが命を分ける? 二輪と四輪、同じフルフェイスでも大違い

バイクレーサーもF1レーサーも、競技の際にはフルフェイスヘルメットを着用しますが、同じに見えて二輪用と四輪用では大きな違いがあります。命を守るヘルメットには、適材適所の工夫がありました。

「機能」が全く違う二輪と四輪のフルフェイス

 バイクレーサーもF1レーサーも、競技の際にはフルフェイスヘルメットを着用しますが、同じに見えて二輪用と四輪用では大きな違いが存在。それぞれの活動のしやすさと、命を守る工夫があります。

 頭部全体を包み込むフルフェイスヘルメットは防御力に優れ、ハイスピードを出した際でも頭に安定感があることから、モータースポーツでも多く使われます。二輪用と四輪用の大きな違いのひとつは「開口部」の面積。レーサーがヘルメットのバイザーを上げ、中の顔が見えたとき、その印象は二輪用と四輪用とで異なるでしょう。

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フルフェイスヘルメットを持つライダーのイメージ(画像:写真AC)。

 二輪用は、上下に加えて左右方向の視野も確保する必要から、開口部を広めに取っているのに対し、四輪用は車両火災が発生した際の被害を抑えるため、開口部を必要最小限にしています。四輪レーサーがバイザーを上げた場合、外から見えるのは目の周りくらいです。

 また、二輪用と四輪用で内装材も異なります。激しい動きが多い二輪用ではベンチレーション(通風孔)が必須ですが、四輪用は難燃性を重視した内装材となっています。加えて、F1レーサーのフルフェイスヘルメットは、2009(平成21)年のハンガリーGPでの事故をきっかけとして、バイザー強化パネルの装着も義務づけられるようになっています。

 一般的なバイク用のヘルメットには、高速走行にも適したフルフェイスのほか、アゴの部分が覆われていないジェットヘルメット(オープンヘルメットなどとも)もあります。視界が広く、蒸れにくい形状のほか、空力性能を持ち合わせないタイプは低価格でデザイン性も高いことから、街乗り中心のライダーに人気があります。ただし、安全性はフルフェイスのほうが上です。

 ちなみに、帽子の感覚で気軽にかぶれて開放感もある半帽ヘルメット(ハーフキャップヘルメット)は、乗り降りの多い場合にも脱着しやすく便利ですが、125cc以下限定とされているものもあります。

※一部修正しました(11月4日17時43分)。

【了】

【目元に注目】四輪用フルフェイスの特徴ほか 写真で見る

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コメント

2件のコメント

  1. 4輪用とひとくくりに言うが、

    フォーミュラカーなどのフルフェイスでしか語ってないよね、

    ラリーカーレース用のヘルメットなど見た目ジェットヘルメットに近いけど

    これまた2輪用と違い独自の進化してますよ。

  2. スクーター乗ってる奴に半ヘル使ってるのを多く見かけるが

    アホとしか思えん

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