夜行バスの草分け「ノクターン号」大刷新 青森県~横浜「バスタ新宿経由」で運行再開
「ニューノクターン号」になります!
35年の節目に経由地・ダイヤ刷新
青森県の弘南バスは2021年11月9日(火)、新型コロナの影響で運休が続いている夜行高速バス「ノクターン号」を、「ニューノクターン号」に改称のうえ、12月2日(木)の東京方面行きから運行を再開すると発表しました。
五所川原・弘前~東京・横浜を結ぶノクターン号は従来、東京側で浜松町バスターミナル、品川バスターミナルを経由していましたが、両停留所を廃し、バスタ新宿経由で横浜駅東口に発着するルートになります。
また運行再開に合わせ、ネット予約時に希望の座席位置を選択できるサービスを導入。リニューアル記念として、大人片道5000円の特別割引運賃なども設定されます。なお、同様に青森と東京を結ぶ「パンダ号」もキャンペーン価格を設定するということです。
ノクターン号は1986(昭和61)年12月に運行を開始した夜行バスの草分けと呼べる路線のひとつ。長年、京浜急行バスと共同で運行されてきました。
運休中に京急が撤退し単独運行になり、加えて浜松町バスターミナルの廃止、品川バスターミナルの移設なども重なったことから、開業35年の節目に初めて東京側の経由地を変更するとになったといいます。
なお、ニューノクターン号以外の首都圏方面の路線でも、経由地や愛称変更を予定しており、感染の収束状況に合わせて順次、運行を再開する予定だそうです。
※一部修正しました(11月14日10時44分)。
【了】
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