航空ファンの珍聖地 「BEA(仏・航空事故調査局)の建物」を実見 超ギャップ萌えで伝説に

フランスの空の安全を守る番人「BEA(航空事故調査局)」は、その調査能力の高さと、本部のある建物にギャップがあることで、一部航空ファンに知られています。どのような建物なのか、実際に見てきました。

ドキュメンタリー番組をきっかけに広まり…

 航空機の安全は、世界のさまざまな組織が関わり保たれています。フランスでは、万が一にも同国が関係する航空事故が発生してしまった際には、「BEA(フランス航空事故調査局)」という政府直轄の組織が動き、事故調査の究明にあたります。調査員はもちろん航空機を知り尽くした選りすぐりのエリート。これまでにもいくつもの事故の原因を解明し、業界に対する多種の安全提言を行い、空の安全向上に多大な貢献を果たしてきました。

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BEAの外観(乗りものニュース編集部撮影)。

 このような政府系の「航空事故調査局」に相当するものは、多くの国で存在します。ただ、この「BEA」については、一部の日本の航空ファンには一風変わった“愛され方”をしている組織といえるでしょう。かんたんに言うと「調査能力の優秀さと、本部の建物にギャップがある」のです。

 これが知られたのは、航空事故を取り上げるドキュメンタリー番組の放映がきっかけで、なかには段ボールで建物の模型を作ってしまった日本のファンもいるほどです。

 BEAは、フランスのシャルル・ド・ゴール空港から西へ10kmほど、バスで30分ほどの距離にあるル・ブルジェ空港の敷地内にあります。ル・ブルジェ空港はシャルル・ド・ゴール空港が開かれるまでパリの空の玄関でした。現在は商用定期便こそないものの、パリ航空ショーの開催地としても知られているほか、敷地内には航空宇宙博物館などもあり、フランスの航空史には重要な意義を持つ場所です。

 BEAの建物は空港の南端、ル・ブルジェ航空宇宙博物館のすぐそばに佇んでいます。建物は大部分が2階建てで、北側のみ3階建て。一番南側は、赤と白のストライプで塗られた格納庫のような、体育館のようなドーム状の建物があります。すべてひっくるめても長さは100m程度。入り口に書かれた「BEA」がどのようなことをしているのを知らなければ、おそらく「学校」などと勘違いしてしまうでしょう。

 ただ、このBEAはまさに「羊の皮を被った狼」のような組織。過去には「コンコルド墜落事故」(2000年)なども、この建物を拠点に調査を行い原因究明に導いています。ちなみにドーム状の建物は近年、増築されたものだそうです。

【了】

【まさにギャップ萌え】学校にしか…?「BEA」潜入写真レポ

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コメント

1件のコメント

  1. 他の類似施設も見てみないとなんとも

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