北九州→眠りの地までどう飛んだ? スターフライヤー機「最後の旅」の裏側 JA23MC

スターフライヤーで運航されていた旅客機「JA23MC」が数日間かけ、北九州から、翼を休める地である米・ツーソンへ向かいました。そのフライトの様子は、経由地も所要日数も景色も通常の旅客便とは違います。

数日間にも及ぶフェリーフライト その様子を追う

 JA23MCの離日にともなうフェリーフライトである3923便、北九州空港からは8日の13時30分ごろ出発しました。フライトはツーソンへの直行便ではなく、北海道の東部にある女満別空港、アラスカ州アンカレッジを経由します。

 女満別経由は、機体の航続距離がおもな理由といいます。道内でも新千歳ではなく女満別としているのは、風の影響などで航続距離上の問題が発生する可能性も考慮し、アンカレッジにできるだけ近い国内空港となる、道東の女満別を選んだとのことでした。

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日本を出発する「JA23MC」(画像:スターフライヤー)。

 アンカレッジ空港では手続きのほか、主翼に着氷した雪を除去する除氷作業(デ・アイシング)が実施されます。アンカレッジの11月は氷点下がデフォルトと、まさに“極寒の地”。北九州の11月ではまず見られないであろう作業が行われたのち、次の活躍の場まで翼を休めるツーソンへ向かいました。

 ツーソンへの到着は、現地時間11月10日(日本時間11日朝)の14時56分。総飛行時間は約1万9450時間、総着陸回数は1万5162回とのことでした。

 ちなみにスターフライヤーによると、同機のフェリーフライトの最中に、機内からオーロラが見えたとのこと。JA23MCの新たな門出を祝う、空からの贈り物だったのかもしれません。

【了】

【日→米へ34枚】写真レポでササッと振り返る スターフライヤー機「最後の旅」

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