「黒く塗れ!」なぜそうなった? スターフライヤーの前代未聞 黒塗りジェット誕生経緯

旅客機の塗装といえば、白ベースに各社のトレードカラーをあしらったデザインが多く採用されています。そのようななか「塗装に適さない説」もある黒ベースをあえて採用したのがスターフライヤー。どのような経緯があったのしょうか。

世界的にも類を見ない「黒ベース」

 旅客機の塗装といえば、長年のあいだ白ベースに、各社のトレードカラーをあしらったデザインが多く採用されています。2021年現在の国内航空会社を見ても、JAL(日本航空)、ANA(全日空)といった老舗から、スカイマーク、AIRDOといった後進エアライン、ピーチなどのLCC(格安航空会社)もこの「白ベース」デザインです。

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スターフライヤーのエアバスA320型機(2021年4月、乗りものニュース編集部撮影)。

 近年ではLCCのジェットスターなどがグレー基調の塗装を採用するといった例外的な動きも見られるものの、そのベースカラーの異端さと言う意味では、北九州を拠点とするスターフライヤーに勝る国内航空会社はないでしょう。同社は就航当時から、ベースデザインが「黒」なのです。

 それまで、黒を機体のベースデザインとする航空会社は、世界的に見てもほとんど前例がありませんでした。「黒は太陽光を吸収するため、(温度が上がりやすいことから)精密機械の塊である航空機には適さない」(スターフライヤー)との説が広く知られていたからです。

 実はこのスターフライヤーの胴体デザインは、飛行機に直接的に関係するデザイナーではなく、ロボットの開発やデザインを手掛ける、フラワーロボティクス(東京都千代田区)により考案されました。

【今や幻!】スターフライヤーの「黒くない」デザイン案たち

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コメント

2件のコメント

  1. JR九州の787系やら「はやとの風」(キハ40系)やら九州って「黒」を好む印象があるなぁと。

    • 「黒いダイヤ」の名産地だったからかも。