ロシア最新の民間ヘリコプター「Ka-62」型式証明を取得 本格量産目前へ

「ブラックホーク」+「ドーファン」て感じ?

ロシア最新の15人乗りヘリコプター

 ロシアの国営企業ロステックは2021年12月2日(木)、独自開発の新型ヘリコプターKa-62について、ロシア連邦航空局から型式証明を取得したと発表しました。

 これにより、ロシア国内の市場へ同機の供給を開始する目途が立ったとのこと。すでに最初の量産機は機体の艤装が始まっており、本格的な量産体制についても来年(2022年)から始める計画だとしています。

Large 211203 ka62 01

拡大画像

ロステックの子会社ロシアンヘリコプターズが開発したKa-62ヘリコプター(画像:ロステック)。

 Ka-62は、軍用のKa-60多用途ヘリコプターをベースに開発された民間仕様で、メインローターの羽が4枚から5枚に、テールローターの羽が11枚から12枚に変更されているのが外観上のおもな特徴です。

 航続距離は約700km、最高速度は310km/hを発揮、最大離陸重量は6800kg、機内に最大15人、もしくは最大2tの貨物を乗せることが可能だといいます。また、これとは別に外部スリングで最大2.5tを吊り下げ運ぶことができるそうです。

 Ka-62の飛行試験は、試作機3機を用いて2017(平成29)年から始まり、累計約700時間を飛んだとのこと。説明によると、2022年から2024年までに、外部スリングやオンボードウィンチ、医療モジュール、アンチアイシングシステム(防氷装置)などを追加した運用能力向上型を開発するとしています。

 ロステックによると、Ka-62は世界最新の多用途ヘリコプターであり、貨物および旅客輸送の信頼性と安全性を高水準で満たしているそう。また機体構造にポリマー複合材を広く使っていることで(機体重量の最大60%)、燃費や飛行速度、運搬収容能力が向上しているといいます。さらに、Ka-62は最新のアビオニクスを装備しているため、操縦士の負担を軽減し、メンテナンスも容易にしているとのことです。

【了】

【機内も】Ka-62ヘリコプターを様々なアングルから

最新記事

道路交通情報(外部サイト)

  • 「最新の交通情報はありません」

コメント