阿佐海岸鉄道「DMV」いよいよ25日から 室戸方面へのバス接続地変更 変わる交通体系
運行初日は「完全予約制」です!
「四国の右下」でついにDMV運行開始
徳島県南部の第三セクター、阿佐海岸鉄道(阿波海南~甲浦)で2021年12月25日(土)から、世界で初めて、線路と道路の両方を走れるDMV(デュアルモードビークル)の運行が始まります。これに合わせ、現地の交通体系が変わります。
これまで、甲浦駅で室戸岬方面へ向かう高知東部交通のバスに接続していましたが、DMVの運行開始にあわせ、この接続点が約1km離れた「海の駅東洋町」に変更されます。なお、海陽町や牟岐方面へ向かう徳島バス南部との接続点は、甲浦駅のままです。
現在、阿佐海岸鉄道はDMV運行のための関連工事や走行訓練のため全線で代行バス運行となっており、12月25日の午前中まで続きます。
同日午後以降は、阿波海南文化村~(バスモード)~阿波海南駅~(鉄道モード)~甲浦駅~(バスモード)~道の駅宍喰温泉間でDMVの運行を開始。海の駅東洋町で高知東部交通のバスに乗り換えて室戸岬方面へ向かう形態が基本ですが、土休日の1往復は、DMVで阿波海南文化村から室戸岬を経て海の駅とろむ(高知県室戸市)まで直通します。
なお、DMV運行開始初日、12月25日の便は完全予約制(抽選)。その後の便も、高速バス予約サイト「発車オーライネット」にて予約を受け付けています。
【了】
ありがとうございます。結論からすると、予約制は当面のあいだ。つまり実質永遠に実施なので、生活目的よりも観光目的とした運用でしょう