伊勢湾岸道が東名とつながった日-2004.12.12

17年前の12月12日、伊勢湾岸道と東名が豊田JCTで接続されました。

愛・地球博にギリギリ間に合った開通

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伊勢湾岸自動車道(画像:写真AC)。

 2004(平成16)年の12月12日。伊勢湾岸自動車道の豊田南IC~豊田JCT間が開通し、伊勢湾岸道が東名高速道路と直結しました。

 伊勢湾岸道は1985(昭和60)年に名港西大橋を含む最初の区間が開通。以後順次延伸していき、2003(平成15)年3月には四日市JCTで東名阪自動車道と直結していました。またで同日、東名には新たに豊田JCTが設置され、豊田JCT~豊田東IC間の約1.9kmが伊勢湾岸道の「飛び地」として開通。

 おりしも周辺では2005年(平成17)年3月25日には国際博覧会「愛・地球博」の開幕を控えており、全通は急務となっていました。そして開幕4か月前、17年前のきょう、伊勢湾岸道は念願の東名への接続を果たしました。その後、開幕6日前の3月19日、最後に残された豊田東IC~豊田東JCT間が開通し、伊勢湾岸道は全通。同時に東海環状自動車道とも直結したのです。

 奈良・和歌山方面から東名まで高速道路ネットワークが繋がったことで、旅行時間は大幅に短縮。その後も新名神・新東名の開通と合わせて、東名阪間の大動脈を形成していったのです。

【了】

【ややこしい!「初見殺し」な名古屋南JCT】

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