さらばクマさん! 「ゆるかわ尾翼」の767 AIRDO特別機が運航終了 「ポケモン」機と入れ替え

ニッコリした尾翼の顔が逆に涙腺を刺激します。

最終日も3往復、大車輪の活躍

 北海道を拠点とする航空会社、AIRDOで運航されている特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET(機番:JA602A。ボーイング767-300)」が、2021年12月9日(木)のADO32便(新千歳発羽田行き)をもって商用ラストフライトを迎えました。

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羽田発最終便、29便として羽田空港を離陸する「ベア・ドゥ北海道JET」(2021年12月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JA602Aは1998(平成10)年、ANA(全日空)でデビューしました。その後2016(平成28)年にAIRDOへ移籍。同社では、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」と北海道の四季を機体全面に描いた特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」として、約5年半運航されました。なお、JA602Aは、2012年12月に新たにAIRDOへとやってきた「ロコンジェット北海道(機番:JA607A)」と入れ替わる形での退役となります。

 同機は最終運航日も、羽田~新千歳・旭川間を3往復。とくに羽田発の最終便となるADO29便離陸の際には、同空港の展望デッキに多くのカメラを持つ人の姿が見られました。その折り返し便となる、商用運航最終便ADO32便は夜19時30分すぎ、羽田に到着。この機のAIRDOでの総飛行時間は1万2007時間20分、総着陸回数は9367回とのことです。

【了】

【クマの表情がクル…】羽田発最終便離陸&ラストフライト羽田到着の様子

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