AIRDO退役「ベアドゥJET」スゴイ経歴に喝采の声 今やレア機767-300終焉「時代変わった」

ユニークな経歴に航空ファンから集まる声

 このユニークなJA602Aの経歴を知るファンからはSNS上で、「(JA602A)は二つのキャラクターを演じきった名優」「みんなを楽しませてくれてありがとう」という声が挙がっています。

 またJA602Aの退役は国内におけるボーイング767シリーズの歴史上でも、大きな意味をもちます。

 AIRDOをはじめ、2021年12月現在ボーイング767シリーズを運航するANA、JALが使用している767は、どれもエンジンを新型にし、燃料容量を増やした航続距離延長タイプである「767-300"ER(Extended Range)"」です。初期タイプの「767-300」はJA602Aを除き、国内では、全機がその役目を終えています。

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AIRDOへ「ベア・ドゥJET北海道」と入れ替わりで導入されたボーイング767-300ER「JA607A」(乗りものニュース編集部撮影)。

 これについてファンからはSNS上で「非ER機あれだけいたのに、もう最後なんだね…」「時代変わったな」といった声が上がりました。

 なお、AIRDOではJA602Aの後継として、元ANAのボーイング767-300ER「JA607A」が導入されました。こちらは、『ポケットモンスター』のキャラクター「ロコン」を全面にあしらった特別塗装機となっています。

【了】

【懐かしッ!】「モヒカン塗装」時代のJA602A

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