AIRDO退役「ベアドゥJET」スゴイ経歴に喝采の声 今やレア機767-300終焉「時代変わった」

これほど注目された767はいないんじゃ…まさに「名俳優」。

1998年にANAでデビュー

 北海道を拠点とする航空会社、AIRDOのボーイング767-300「ベア・ドゥJET北海道(機番:JA602A)」が、2021年12月9日(木)のフライトをもって退役しました。AIRDOでの総飛行時間は1万2007時間20分、総着陸回数は9367回とのことです。SNS上では、この機について、さまざまな惜別の声があがっています。

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運航最終日のAIRDO「ベア・ドゥJET北海道」(2021年12月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 実はこの機は、2つの意味でユニークな経歴をもちます。

 JA602Aは1998(平成10)年、ANA(全日空)でデビューしました。実は、同社で就航中の2009(平成11)年から2014(平成26)年までにかけ、この機はかつてのANAの胴体デザインであった「モヒカン塗装」を復刻した、特別塗装機「ANA モヒカンジェット」となり、航空ファンに注目される存在となりました。

 そして2016(平成28)年にAIRDOへ移籍。同社では、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」と北海道の四季を機体全面に描いた特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」として、約5年半運航。つまり、2社両方で花形の特別塗装機を経験したわけです。

【懐かしッ!】「モヒカン塗装」時代のJA602A

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