「北海道の名機」はどんな旅客機? HACから退役 国内最後「サーブ340B」の機内とは
座席もクラシック! と思いきや?
ー方でHACのサーブ340B-WTのシートは2017(平成29)年に導入された革製のもの。当時のJALの国内線仕様機のものと似たようなテイストが感じられます。シートポケットの位置が上にあることから十分な足元スペースをもっているそうで、そのコンパクトな外観のわりに、1席あたりのスペースは、広めに確保されているといえるでしょう。
一方コクピットは最新鋭機と違い、画面と計器がならぶややクラシカルなスタイルのものです。機長席側には、手が出せる程度の小さな扉「ウイスキーハッチ」があります。この丸い「ウイスキーハッチ」をあけて、書類の受け渡しを行うシーンが、ある意味一種の「サープ340B名物」でもありました。
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HACでは、後継主力機として欧州ATR社製のATR42-600の導入が完了。サーブ340B-WTは、これと入れ替わる形で退役となります。
【了】
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